クリアラドンの測定方法
現行のラドン濃度測定機器 ※2015年以降出荷製品
<現行の使用測定器>
ドーズマン「DOSEman」
シリコン半導体方式による空気中ラドン測定器
測定方法
1. | ラドン源とラドンナのラドン濃度の測定は、二種類の方法で行います。
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2. | ラドンナは、機種によってラドン源をセットする場所の容積が異なるので、機種別に測定を行います。 | ||||
3. | ラドンナにラドン源を実機規模にセットすると、測定器の測定可能範囲を遥かに超えた能力になるので、測定出来る範囲にラドン源の能力を下げて(即ちラドン源の量を実際の量の100分の1〜1000分の1程度に減らして)測定します。 | ||||
4. | 測定結果を用いてラドン源単位重量(1グラム)あたりの出口(マスク吸入位置)ラドン濃度Bq/㎥/gを計算し、それを実際に装填されるラドン源の重量に乗じることによって実機の出口ラドン濃度を評価します。 | ||||
5. | このようにすると、実機と測定機の差は充填されたラドン源の量の差になりますが、測定機の方が、自由体積がより大きくなるため空気中のラドンの濃度は低くなるはずであり、出口ラドン濃度は実機より低く出るであろうと推察されます。したがってこのような方法で性能を低めに評価することが出来ます。実際には更に余裕をみて、測定値から割り出したラドン源単位重量あたりのラドン濃度の値をさらに余裕側に丸めた数値を用いています。 |